空港やホテルのWiFi、本当に安全? 旅行中にハッカーが狙う5つの手口

NordVPNは3月11日、春の旅行シーズンに向け、空港やホテルなどで旅行者が注意すべきサイバー脅威について情報を公開しました。
同社が提供する海外旅行者向けグローバルeSIMサービス『Saily(セイリー)』のプロダクト責任者・マタス・チェニスさんは、「旅行中でもサイバーセキュリティの脅威がなくなるわけではありません。空港やホテルの部屋の中ですら、ハッカーはWiFiやデバイスの脆弱性を悪用して、あなたの情報にアクセスしようとします」とコメントしています。
以下では、旅行中にデバイスがハッキングされる可能性のある5つの手口と、その対策を紹介します。
旅行中に注意すべき5つのサイバー脅威
1. 無料の公共Wi-Fi:接続先をしっかりと確認
公共Wi-Fiは便利な反面、ハッカーにとって侵入しやすい経路の一つです。サイバー犯罪者は、空港やホテルの正規Wi-Fiに侵入するだけでなく、本物そっくりの偽アクセスポイント(「エビルツイン」とも呼ばれる)を設置し、接続した利用者のデータを盗み取ろうとします。
対策として、Wi-Fiに接続する前に空港やホテルの正規ネットワーク名を必ず確認することが推奨されています。さらに安全を期すなら、公共Wi-Fiへの接続を避け、『Saily』のようなeSIMを利用したモバイルデータ通信を活用する方法が有効です。
2. USB充電ポート:「ジュースジャッキング」に注意
空港やホテルに設置された充電用USBポートには、「ジュースジャッキング」と呼ばれる手口が仕掛けられている場合があります。悪質に改造されたポートにスマートフォンを接続すると、マルウェアが感染し、パスワードやクレジットカード番号、位置情報などが盗み出される危険性があるとのことです。
対策としては、備え付けのUSBポートを使わず、自分の充電器を持参して電源コンセントから直接充電することが推奨されています。USBデータブロッカー(データ遮断アダプター)やモバイルバッテリーの携行も有効な手段とされています。
3. スマートテレビ:見えない監視に気をつけて
ホテルのスマートテレビにはカメラやマイクが内蔵されていることが多く、セキュリティ対策が不十分な場合、ハッカーに室内の会話を盗聴されたり、ログイン情報を盗み見られたりする可能性があります。
対策として、テレビで個人アカウントにログインしないことが基本となります。くわえて、使用しない際は電源プラグをコンセントから抜き、内蔵カメラを物理的に覆うとより安全です。
4. Wi-Fi自動接続:必要ない場合はネットワークを削除
多くのスマートフォンには、一度接続したWi-Fiネットワークへ自動再接続する機能が備わっています。しかし、セキュリティが不十分なネットワークや悪質なネットワークが周囲にある場合、知らないうちに危険なネットワークへ接続されてしまう恐れがあるとのことです。
対策として、Wi-FiやBluetoothの自動接続機能はオフにしておくことが推奨されています。ファイアウォールやVPNなどのセキュリティアプリを導入し、公共ネットワーク接続時に自動でネットワークを保護できるよう設定しておくことも効果的です。
5. フィッシング詐欺:旅行中でも油断は禁物
「DarkHotel」のような高度なサイバー犯罪グループは、高級ホテルに滞在する著名人をターゲットに、巧妙なフィッシング詐欺やマルウェア攻撃を仕掛けることで知られています。パーソナライズされた文章で本物と見分けがつかないほど精巧に作られたメールで標的を騙す手口が使われているとのことです。
対策として、不審なURLのクリックや、知らない送信元からの添付ファイルを開く行為は絶対に避けることが重要とされています。くわえて、デバイスのソフトウェアやアプリを常に最新の状態に保つことが、脆弱性を減らすうえでとくに重要です。
安全な旅行のために
旅行シーズンはサイバー犯罪者の活動も活発化する傾向があります。『Saily』は200以上の目的地で利用できる旅行用eSIMアプリで、柔軟なデータプランと24時間365日のカスタマーサポートを提供しています。公共Wi-Fiを避けてモバイルデータ通信を利用することは、今回紹介した脅威への有効な対策の一つとなっています。
- Saily公式サイト:https://saily.com/ja/
Source: iPhoneアプリ/iPadアプリをおすすめするAppBank
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