大切な想いを未来へ残す。終活アプリ『SouSou』が描く、新しいつながりのかたち


「終活」という言葉を聞いて、少し身構えてしまう人もいるかもしれません。でも、自分が残したいメッセージや記録を整理しておくことは、家族への思いやりであり、自分自身の人生を振り返る時間にもなります。
今回ご紹介する『SouSou』は、そんな終活をデジタルでサポートするiPhoneアプリです。
エンディングノート、タイムカプセルレター、メモリアルページという3つの機能を無料で使えるのが基本の構成です。「残す側」と「残される側」、双方の気持ちに寄り添うように設計されており、ひとつのアプリで想いを記録し、家族や友人と共有できる場所を作れます。
重くなりがちなテーマを扱いながらも、使い始めるハードルはそれほど高くありません。テンプレートに沿って質問に答えていくだけでエンディングノートが完成するなど、初めての人でも取り組みやすい設計になっています。
「もしも」のときに備えて、自分の言葉を残しておく
エンディングノートは、没後の意思や希望をまとめておくための機能です。テンプレートの質問に答えていくだけで内容が整っていくので、何から書けばいいか迷う必要がありません。

公開範囲を質問区分ごとに設定できるのも、使い勝手のよいポイントです。家族には全部見せたいが、友人には一部だけ、といった細かな調整ができるため、内容に応じて見せる相手を選べます。
家族や友人がオリジナルの質問を追加できる仕組みもあり、一方的な記録ではなく、周囲と一緒に作り上げていくようなイメージで使えます。
亡くなった後でも、大切な人の節目に言葉を届ける
タイムカプセルレターは、このアプリならではの機能です。自分が亡くなった後、子どもの誕生日や結婚など、大切な節目のタイミングに合わせて、あらかじめ書いておいたメッセージをSouSouが代わりに届けてくれます。

日付を指定するだけでなく、「結婚」「就職」といったイベントを条件にして送ることもできます。写真も添付できるため、文字だけでは伝えにくい温かさも一緒に残せます。自分がその場にいなくても、大切な人の人生に寄り添い続けられる、静かで深みのある機能です。
故人の記憶を、みんなで集める場所
メモリアルページは、故人の生きた証をオンライン上に残せるデジタル追悼ページです。お葬式に参列できなかった人や、お墓の場所を知らない人も訪れることができ、別れの言葉や思い出を集めることができます。

写真アルバムや年表の作成にも対応しており、故人の歩んできた歴史を時系列で振り返れる構成になっています。生前から自分史として作り始めることもできるため、記録を少しずつ積み重ねていくような使い方も自然にできます。
本人確認とデジタル逝去判定で、安心して使える仕組み
マイナンバーカードに基づく電子証明書を活用した本人確認の仕組みが組み込まれており、なりすましを防ぎながら安全に利用できます。遺族が故人の意思を確認するとき、信頼性のある情報として受け取れるのは大切なことです。

デジタル上での逝去判定機能もあります。生前に登録した管理者がSouSouの通知を受け取り、逝去の事実を確定することで、タイムカプセルレターの送信やエンディングノートの公開といった機能が自動的に動き出す仕組みです。遺族が手続きに追われる中でも、故人の意思がきちんと届く流れを整えてくれます。
「終活は高齢者のもの」と思われがちですが、人生のどのタイミングで始めても遅すぎることはありません。家族に自分の気持ちを伝えておきたい人、大切な人の記憶を形として残したい人、将来の節目に向けてメッセージを準備しておきたい人に、自然と手が届くアプリだと思います。
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Source: iPhoneアプリ/iPadアプリをおすすめするAppBank
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