物価高でもお金の相談は難しい? AI家計アシスタント「ワンバントーク」が全ユーザーに無料提供開始

株式会社スマートバンクは3月5日、同社が運営するAI家計簿アプリ『ワンバンク』において、AI家計アシスタント機能『ワンバントーク』を全ユーザー向けに無料で提供開始したと発表しました。
ユーザー個人の支出データをもとにAIがチャット形式で家計改善の提案・操作実行を行う本機能は、蓄積された支出データをもとにAIが無料で家計改善を提案・代行する、日本の家計簿アプリとしては初の取り組みとのことです(2026年3月時点・同社調べ)。
お金の相談を阻む「3つの壁」

同社が2026年1月に実施した調査(全国20〜60代男女1,060名対象)によると、支出データを確認しても「具体的な家計改善のアクションに至っていない」人が6割にのぼることが明らかになりました。
さらに、改善できていないにもかかわらず「お金の悩みを誰にも相談できない」と回答した人は7割にものぼっており、物価高が続くなかでも家計管理への意識は高まっているものの、具体的な行動に結びついていない実態が浮き彫りになっています。
『ワンバンク』では先行利用ユーザーの状況やユーザーインタビューを通じて、お金の相談を阻む課題を大きく3つに整理しており、『ワンバントーク』はそれらの課題解消を目的として開発されたということです。

AI家計アシスタント「ワンバントーク」の機能詳細
『ワンバントーク』は、これまでの「記録・集計ツール」としての家計簿アプリとは異なり、家計改善のアドバイスから行動の代行までを担うエージェントとして機能します。
『ワンバンク』利用者であれば、『支出』タブからすぐに利用できます。
パーソナライズされたアドバイスを24時間提供

『ワンバンク』に蓄積された支出データを、個人情報にはアクセスしない形で分析し、具体的なアドバイスを24時間・無料で即時に提供します。
ChatGPTなどの汎用AIで家計相談をする場合、支出データを集めてアップロードし、自分の状況を説明したプロンプトを作成する必要がありますが、『ワンバントーク』ではその手間が一切不要とのことです。
「外食を週2回から1回に減らせば月1万円削減可能」といった具体的な金額での提案が行われるほか、目的に応じた月々の予算を提案し、ユーザーが希望すれば実際に予算変更の設定を代行して実施するエージェント的な機能も備えています。

利用方法は、『ワンバンク』の『支出』タブ左上にある三点リーダー付きボタンからチャットを開始するだけです。

AIが先回りして課題を提案

「何を相談すればいいかわからない」という声に応え、ユーザーが自ら質問を投げかけなくてもAIが能動的に支出データを分析し、課題を発見して話題を提案する機能も搭載されています。
提案は『支出』タブ内の「話題」に表示され、気になるものをタップするだけで具体的な分析や節約アドバイスが得られます。提案の具体例としては、「先週は合計30,000円使ってたよ。来週のお金の使い方を一緒に考えようか?」「サブスク代が月5000円以上ある。使っていないサブスクを提案しますか?」といったものが挙げられています。

3種類のキャラクターで楽しく続けられる工夫

『ワンバントーク』では、『ワンバンク』のオリジナルキャラクター「ワンバン」がAIアシスタントとして登場するほか、辛口で鼓舞するキャラクター「デビルワンバン」、甘口で褒めてくれるキャラクター「ナルヨーニ」の計3種類が用意されています。
ユーザーの好みや目的に応じてキャラクターを変更しながら相談できるため、人には相談しづらいお金の話も気兼ねなく続けられるとのことです。

なお、全ユーザー無料で利用できますが、各ユーザーの利用状況に応じてやり取りできるメッセージ数に上限が設けられる場合もあるとされています。
今後の展望
『ワンバンク』では2024年末頃より、家計データの記録や分析をサポートするAI機能を継続的に公開してきました。今回の『ワンバントーク』公開により、分析・改善提案・操作実行までAIが一貫してサポートする”家計管理のAIエージェント”に向けて進化した形となります。
今後はさらに、アプリ内のさまざまな機能を横断して分析・代行するAIエージェント機能として、ユーザーのお金の悩みをより包括的にサポートしていく予定とのことです。
- 『ワンバントーク』機能詳細:https://onebank.jp/news/entry/feature-update-onebantalk_topic
- 『ワンバンク』公式サイト:https://onebank.jp/
Source: iPhoneアプリ/iPadアプリをおすすめするAppBank
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