フロストパンク2: 分断のユートピア発売。派閥間の対立を乗り越え、極寒の世界に理想郷を築く都市建設DLC

11 bit studiosは12月8日、『フロストパンク2: 分断のユートピア』を発売しました。対応プラットフォームはWindows・Mac(Steam)で、価格は1,590円です。本DLCは日本語に完全対応しており、インターフェース・音声・字幕すべてが日本語でプレイ可能です。
極寒の世界で繰り広げられる派閥政治

『フロストパンク2: 分断のユートピア』は、極寒の世界で人類最後の都市を築く都市建設ストラテジーゲーム『フロストパンク2』の第1弾DLCです。本DLCでは「ユートピアビルダーモード」が大幅に拡張され、派閥ごとに分断された理想郷の建設に挑戦できます。


舞台となるのは、氷河期により文明が崩壊した世界です。プレイヤーは都市の指導者として、生存をかけた過酷な環境下で様々な派閥との政治的駆け引きを繰り広げます。各派閥は独自のイデオロギーと目標を持っており、時には対立し、時には協力しながら都市の未来を決定していくのです。

派閥システムと戦略的な都市運営

本作の核となるのは、個性豊かな派閥システムです。たとえば「Proteans」は過酷な環境に適応するため、自らの肉体をも変革することを厭わない人々として描かれています。各派閥には専用の「Utopia Tree」(技術ツリー)が用意されており、血清による体温上昇技術など、それぞれの特色を活かした独自のアップグレードが可能です。


都市建設では、広大な雪原に複数の集落を配置し、ケーブルなどのインフラで相互に連携させる戦略性が求められます。単一の巨大都市ではなく、機能分化した複数のコミュニティが血管のように結ばれた、複雑なエコシステムを構築していくのです。中心部には巨大な円形施設のような重要拠点を設け、周辺には工場群による生産活動を展開するなど、効率的な都市計画が生存の鍵となります。

重厚なストーリーと倫理的選択

本DLCでは、単なる都市建設を超えた深いストーリー体験が用意されています。疫病の発生時に市民に真実を伝えるか隠蔽するか、芸術作品の破壊行為を許容するか処罰するかなど、統治者として重大な倫理的判断を迫られる場面が数多く登場します。

また、個々の市民の視点から描かれる人間ドラマも本作の大きな魅力です。Lucy Lathのような市民一人ひとりの苦悩や希望が物語として織り込まれ、プレイヤーの選択に重みと意味を与えています。あなたの決断が、都市に住む人々の運命を左右するのです。


購入オプションとDeluxe Edition

本DLCは単体での購入のほか、今後リリース予定の2つのDLCとボーナスデジタルアイテムがセットになった『Deluxe Edition』でも入手可能です。ただし、単体DLCを先に購入した場合、後から『Deluxe Edition』にアップグレードする際の割引は適用されないため、購入前に検討することをおすすめします。
『フロストパンク2: 分断のユートピア』は現在Steamにて1,590円で販売中です。極寒の世界で理想郷建設に挑戦したい方は、ぜひこの機会にプレイしてみてください。
Source: iPhoneアプリ/iPadアプリをおすすめするAppBank
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